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| ■【特集】驚異の進化を遂げるモバイルゲームの30年史 |
今、電車中でちょっとした現象が起きているのをご存じだろうか? 小学生から女子高生、働き盛りのサラリーマンまで、老若男女が携帯型テレビゲームで楽しんでいるのだ。任天堂が80年に「ゲーム&ウォッチ」を世に送り出して30年近くたつ今、ブームは頂点を迎えている。
◆モバイルゲームで遊ぼう
30代後半から40代の読者のみなさん、駄菓子屋の軒先きにあるインベーダーゲームを先生に隠れて学校帰りにやっていませんでしたか? そんな子どもの頃からテレビゲームに熱中していた世代から、これから受験を控えている子どもにまで愛されているゲームが今、携帯型ゲームで再ブームを迎えているんです。
最も普及している、ファミコンを生み出した任天堂の「ニンテンドーDS」は昨年、後継機種であるLiteが品薄状態で話題となったり、プレイステーションでブレイクしたソニーコンピュータエンタテインメント(SCEI)が大形・高画面で対抗した「プレイステーションポータブル」がしのぎを削っている。
今や、老若男女、電車や喫茶店など至る所で楽しんでいるモバイルゲームは日本での娯楽の王様になりつつあるのだ。
古くは任天堂が出したゲームウォッチをはじめとする、モバイルゲームをその歴史とともに紹介しよう。
◆記念すべき元祖 ゲーム&ウォッチ
文字どおり、ゲームと時計の機能を兼ね備えた任天堂初、そして世界初のモバイルゲーム。現在のようにハード(本体)に、ゲームソフトであるディスクなどのメディアを入れるシステムではなく、ハードの内臓ROMに書き込まれていた。
初期型は、ゲーム操作はRボタンとLボタンの二つしかなく、シンプルなもので、画面もモノクロ液晶だった。その後、画面を1・7倍に広げた「ワイドスクリーン」、2画面の折り畳み式「マルチスクリーン」(後にDSへと進化する)、4色に色分けされた「スーパーカラー」などへと発展していく。スーパーヒット作「ドンキーコング」では現在では標準仕様となる“十字キー”がゲーム機史上初めて採用された。日本での売り上げ総計は1287万個。
◆ゲームウォッチの進化型 GAME BOY
89年に全世界で発売された、現在のモバイルゲーム機のベースとなる機種。実質上のゲームブームの先駆者である。
ゲームウォッチとの大きな違いは、ソフトをロムカセットで入れ替えすることが可能になり、ハードさえあればソフトを買い代えることによりいろいろなゲームを楽しめることができる。また、通信ケーブルを使うことにより他機への通信が可能であり、対戦型ゲームやデータ交換も可能。「スーパーマリオ」シリーズや「ポケットモンスター」シリーズなどのキラーソフトもあって、02年には世界で約1億2000万台が出荷。またモバイル機の宿命でもある“耐久性”も、90年の湾岸戦争時に空爆で倒壊した家屋から発見されたゲームボーイが、外装こそ焼けこげていたにもかかわらず、動作に支障はなかった、というエピソードもあるほど。後にゲームボーイブロス(カラーバリエーション)、ゲームボーイポケット(小型軽量化)、ゲームボーイライト、スパーゲームボーイ、ゲームボーイカラー(カラー画面)なども登場した。
◆DSへのステップだ GAME BOY ADVANCE
大ヒットとなった前作「ゲームボーイカラー」の後継機モデルとして、01年に登場。専用ソフトの他、前作のゲームボーイ、ゲームボーイカラーのソフトにも対応している。また、通信機能は最高4人まで可能となる。
◆脳トレでブレイク ニンテンドーDS Lite
GBAで市場拡大を成功させた任天堂が新たに打ち出したモバイルゲームの最先端機。ゲームウォッチにあった、画面を二つ持ったことや、タッチスクリーン、マイクによる音声入力などを取り入れることにより、よりライトなユーザー層を取り込むことに成功させた。さらには、06年に「ニンテンドーDS Lite」が登場し、シフトした。DSとはダブルスクリーンの略。GBA用のソフトには互換性がある。
ブレイクした要因として挙げられるのは、いわゆるゲーマー層でないライトユーザー向けのソフトの充実がある。
「脳を鍛える大人のDSトレーニング」に代表される、従来のゲームソフトでないソフトが中年層や女性にうけたともいえよう。
特徴的な機能。
@ダブルスクリーン… バックライト付きの26万画素表示の3インチ液晶画面が 二つ搭載
Aタッチスクリーン… 下方の画面にタッチパネル機能が付いており、付属のタッチペンや指で触れることにより操作可能
Bワイヤレス通信… ケーブルやアダプターを使わずにワイヤレスプレーが可能。参加可能な人数はソフトにより異なる
C音声認識… 内臓マイクによって、操作などができる
◆高いゲーム性能を誇る PSP
家庭型機・プレイステーションで任天堂に対抗するソニーが打ち出した、モバイルゲーム機。最大1・8GBの容量を持つUMDやメモリースティックDuoを採用し、ゲームだけでなく動画、画像、音楽などを再生することができ、USB端子接続でパソコンやPS2、PS3とデータをやりとりすることも可能だ。また、07年に発売された新型(PSP―2000)では外付けチューナーを接続してワンセグ放送を受信したり、テレビ出力端子に接続して家庭用テレビに接続できるなどといった家電メーカーとしての利点を生かした方針を取っているようだ。またワイヤレスLAN機能も充実しており、アドホックモードでは友だちと協力・対戦プレーが可能。購入層でいえば、DSとは違い、PSPはコアゲーマーに好まれるソフトが充実している傾向にある。
◆今後の展開に注目!!
今や、モバイルゲームは携帯型テレビゲームのみならず、携帯電話で利用できる時代となっている。専門サイトも多く、なかにはフリーで遊べちゃうものもあるのだ。
思えばバンダイから発売された「たまごっち」(96年発売)は“キーチェーンゲーム”のハシリとして女子高生を中心に大流行! 97年にはイグノーベル賞を受賞。また同時期には「テトリン」(通称・ミニテトリス)が発売され、通学バッグにぶら下げている女子中学・高校生の姿も見られたのは記憶に新しいところだ。
今後、どのように進化していくのか、見届けるとともに遊ばせてもらいたいものだ。 |
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こんな履歴書は嫌だぁ 写真が別人・・ |
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