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| ■【特集】アナタにも感染の可能性が…エイズ HIV |
エイズはもはや、他人事ではない。日本においてもエイズ患者とHIV感染者は年々増加し、既に合計1万人を超えている。検査を受けていない人数を考慮すれば、実数は数万人に達しているとする見方もある。無防備な性交渉をしていると感染する可能性があるHIV。アナタも知らぬ間に感染しているかもしれない。
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◆どんな病気?
エイズ(AIDS、後天性免疫不全症候群)とは、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)によって引き起こされる免疫不全症のこと。HIV感染者は2006年末には約3950万人近くまでになるという予測もある。
HIVは、人間をウイルスや細菌から守る「免疫」をつかさどる「CD4陽性T細胞」に感染し、破壊してしまう。この細胞が一定程度まで減少すると、免疫力が低下する。免疫力が下がると発熱、寝汗、倦怠感、体重減少、下痢などの症状が現れる。ついには通常であれば体内に入っても病気にならないような弱い病原体にも抵抗できなくなり、病気にかかってしまう。これを日和見感染といい、そうしたカポジ肉腫やニューモシスチス肺炎などの病気のことを日和見感染症という。「エイズの発病」とは、こうした免疫不全状態に陥った段階のことを指す。
◆1日1人以上のペースで報告 先進国では日本だけが増加傾向
昨年、東京都に新たに報告されたHIV感染者、エイズ患者の合計数は417件で、過去最高を記録した。1日1人以上のペースで報告がされている計算だ。日本全体では1万人を超過し、先進国の中では日本だけが依然増加傾向にある。
東京都に報告された検査実績においては、感染者に関しては日本国籍男性の感染が増加。推定感染経路に関しては同性間の性的接触によるものが増えている。これには、男性同士の性交渉が身体に傷を生じさせやすく、感染のリスクを高めるという背景もある。しかし実態としては、男性の同性愛者が感染リスクについて高い意識を持っていて、多くの人が自ら進んでエイズ検査を受けているだけ、と見るべきだ。つまり、異性間で性交渉を持っている人たちはエイズに対する意識が低く検査を受けていない。実際はこの数字の4倍ほどの陽性者が存在するとみられている。
日本人の若年層における性行動は活発化しており、不特定多数と性交渉を持つ者が多くなっている。その際にコンドームを使用しない者が多いのが特徴的だ。STD(性感染症)の予防策としてコンドームが有用であるという意識が低く、完全に無防備な状態で性交渉を行なっている。これでは、いつどこで感染してもおかしくない。年代別では、30歳代のHIV感染者、エイズ患者の報告数が多くなっている。アナタも検査をしていないだけで、実際には感染しているという可能性は、否定できない。
◆エイズ3大感染経路 @性交渉による感染 A血液感染 B母子感染
感染者の8割以上は性交渉(性器や肛門、口腔などによる性行為)が原因とみられ、HIVが体の粘膜に触れた際に起こっている。異性間の性交渉による感染は、コンドームを正しく使うことである程度防げる。また唾液や汗、鼻水などにもHIVは含まれるが量は少なく、またHIV自体の感染力も非常に弱いため、日常生活(性交渉を除く)では感染しない。また厚生労働省研究班の調べによると、HIV感染者が出産する際に2、3割の確率で起きる可能性がある母子感染も、帝王切開と抗ウイルス剤を組み合わせるなどして予防すれば、感染率を0・6%まで抑えられることが分かっている。
◆検査を実体験
「勢いで1回だけコンドームなしでヤっちゃった。でも1回だから大丈夫」。
しかし不安だった記者は、このエイズ予防期間を利用して、検査を受けた。「HIV検査・相談マップ」
(http://www.hivkensa.com/index.html)で保健所を調べる。予約の電話に出た受付の男性は感じの良い対応。番号で予約。名前を聞かれることも一切ない。
今回、受検に訪れた「東京都南新宿検査・相談室」。
受付で、予約番号を伝える。順番待ちの番号札と、結果を伝えるための予約用紙を渡される。用紙には、名前を書く欄がないので、暗証番号と検査結果を聞く日の希望時間を書く。
待合室は意外にも混雑していた。5分ほどして呼ばれた。ドアを開けると、机、向こう側に白衣を着た女性が座っている。検査の簡単な説明を受ける。検査方法、検査の結果の伝え方。もし陽性であった場合、医療機関について今後の相談を受けられることが伝えられる。エイズ予防期間のためクラミジア、淋病の検査も受けられる。
その説明を受け、次室へ。女医さんが座っている。手前の椅子に座り、荷物を置き、採血。採血後、左手で右手を押さえるためにコートが持てない。女医さんに持ってもらい退室すると、そこが待合室。検査は終了。
結果は1週間後。予約用紙を提出し、待合室で待つ。番号を呼ばれ、おそるおそる部屋に入る。広い窓で明るい、開放的な部屋。左のソファに医者が座っている。筆者を前にして言った。
「全く問題ありませんね」。
しかし、クラミジアの抗体があることを言われた。衝撃。自分がかかるはずもないと思っていたクラミジア。「たまたま」HIV感染をしなかっただけなのだと思った。重要なのはセファーセックスなのだ。
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こんな履歴書は嫌だぁ 写真が別人・・ |
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