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| ■【競馬】第48回きさらぎ賞 GV 京都競馬場 芝1800b |
今週の京都のメーンは3歳による中距離重賞「第48回きさらぎ賞」(GV、芝1800b)。一昨年の@A着馬は皐月賞でもワンツー、昨年の優勝馬はダービーA着、菊花賞優勝とクラシックに直結する重要な一戦だ。GVきさらぎ賞の狙いは前走@着馬。過去5年の連対馬7頭がこのパターンに当てはまっている。
◆過去5年で7連対!!前走@着馬が狙い
昨年の優勝馬アサクサキングスはGT日本ダービーでA着し、秋にはGT菊花賞を制覇。一昨年はドリームパスポート―メイショウサムソンのワンツー。他にもスペシャルウィーク、ナリタトップロード、ネオユニヴァースと、その勝ち馬から後のクラシックウイナーを送り出しているGVきさらぎ賞。まだ、混迷状態の牡馬クラシック戦線。今年もこのレースがクラシックのターニングポイントになる可能性は十分だ。先々を占う意味でも注目が集まる。
GVきさらぎ賞が行なわれる外回りの京都・芝1800bは、2コーナー奥のポケットからスタートする半周回コース。バックストレッチも直線も広くて長い。そのため紛れる要素も少なく実力差がモロに出やすい舞台といえる。過去5年のレース結果を見ても03年はB人気―A人気、04年はB人気―@人気、05年はA人気―E人気、06年はA人気―@人気、07年はB人気―A人気の組み合わせで決着。@人気の優勝は近5年ないが、@〜B人気のボックスで8割方的中という、比較的、本命サイドの一戦。無理な穴狙いは避けるのが賢明だ。
GVきさらぎ賞で注目したいのが前走勝ち馬。過去5年の連対馬10頭の前走を見ると、03年@着ネオユニヴァース=500万下・白梅賞(京都・芝1600b)@着、同年A着サイレントディール=GVシンザン記念(京都・芝1600b)@着、04年@着マイネルブルック=500万下・寒竹賞(中山・芝2000b)@着、同年A着ブラックタイド=OP若駒S(京都・芝2000b)@着、04年@着コウゴウダイオー=500万下・くすのき賞(小倉・芝1800b)@着、同年A着マキハタサーメット=OPさざんかS(京都・芝1400b)@着、06年@着ドリームパスポート=OP京都2歳S(京都・芝2000b)A着、同年A着メイショウサムソン=OP中京2歳S(中京・芝1800b)@着、07年@着アサクサキングス=GVラジオNIKKEI杯2歳S(阪神・芝2000b)D着、同年A着ナムラマース=GVラジオNIKKEI杯2歳SB着。
実に前走@着馬が7連対を占めている。昨年は前走D着馬、B着馬のワンツーとなったが、ともに2歳重賞では例年GT朝日杯フューチュリティSをもしのぐ好メンバーが集まるGVラジオNIKKEI杯2歳Sからの臨戦。前走で500万特別やオープン特別を勝った素質馬が勝ってクラシックへの足掛かりとするのがGVきさらぎ賞のレースキャラといえるが、GVラジオNIKKEI杯2歳S上位馬が出走してきた場合は、その性格を異にする。また、前走勝ちといっても新馬勝ちからの連対は近10年で見てもなし。後にGT有馬記念でディープインパクトを破ることになるハーツクライですら04年B着どまり。昨年もオーシャンエイプスが@人気に支持されたが、C着に敗れ馬券対象を外している。過去5年で1勝馬の連対は06年@着ドリームパスポートのみ。そのドリームパスポートはOP萩S(京都・芝1800b)とOP京都2歳SでA着を経験していた。1勝馬ならオープン連対レベルの実績の裏付けが必要になる。
◆注目馬
今年の出生予定馬で500万特別、オープン特別勝ちからの臨戦となるのがアルカザン(OP京都2歳S@着)、ブラックシェル(500万下・福寿草特別@着)。
アルカザンは目下2戦2勝の負け知らず。10月、京都・芝1800bのデビュー戦はスタートひと息で後方からの競馬となったが、直線は3頭の叩き合いの真ん中から力強く伸び快勝。続く11月、京都のOP京都2歳S(京都・芝2000b)はスローペースの中、無理せず後方から徐々に進出。直線では一完歩ごとにスピードに乗ると前で競り合っていたダノンイサオ、ピースキーパーを一気に抜き去り2連勝を飾った。
ダンスンザダーク産駒らしく、ややエンジンの掛かりは遅いが、ゴールが近づくにつれて加速するその末脚は、まさに父譲り。3角過ぎから下りとなり直線に坂のない京都の外回りコースはダンスインザダーク産駒にはベストの舞台。母サラトガデューは米GT馬でエクリプス賞最優秀3歳牝馬にも選出された名牝。血統レベルも高い。
ブラックシェルは初戦A着から臨んだ2戦目の阪神・芝2000bを勝ち上がると、続く12月のOPホープフルS(中山・芝2000b)ではマイネルチャールズに3/4馬身差及ばずA着。そして1月の前走、ファリダット、キングスエンブレムら好メンバーがそろった500万下・福寿草特別(京都・芝2000b)を後方からメンバー最速の上がり34秒3の末脚で豪快な差し切り勝ちを飾った。OPホープフルSで先着を許したマイネルチャールズは続くGV京成杯(中山・芝2000b)で重賞制覇。戦ってきたメンバーのレベルも高い。
阪神・ダ1800bの新馬勝ちから臨んだGVラジオNIKKEI杯2歳S(阪神・芝2000b)でB着に好走したメイショウクオリア。その前走は重馬場で1000b通過64秒5という超が付くスローペース。前残りの展開にも助けられたが、初芝、キャリア2戦目を考えれば、高く評価できる内容。瞬発力では見劣るだけに上がりの速い競馬は向かないが、前走のようにしぶとさが生きる流れになれば馬券圏内への粘り込みも期待できるだろう。
GT朝日杯フューチュリティS(中山・芝1600b)A着馬のレッツゴーキリシマ。GT朝日杯もGVラジオNIKKEI杯同様に前が有利に働く極端なレースとなったが、C着ドリームシグナル、K着ドリームガードナーがGVシンザン記念(京都・芝1600b)でワンツーを決めるなど、出走馬のレベルは高い。I人気での好走ではあるが、ここはGT朝日杯A着の実績を素直に認めるのが賢明だろう。芝1800bは初となるが、メジロライアン産駒だけに距離延長はむしろ歓迎だ。
ムラ駆けで大きい着も目立つオースミマーシャルはいかにもつかみどころのないタイプだが、ダンスインザダーク産駒で京都の芝1800bは本質的に向くはず。3連単の穴に期待したい1頭だ。 |
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