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| ■【競馬】第13回シルクロードS GV 京都競馬場 芝1200b |
今週の京都のメーンはハンデのスプリント重賞「第13回シルクロードステークス」(GV、芝1200b)。3月のGT高松宮記念を占う意味でも注目が集まる一戦だ。このレースは舞台となる京都・芝1200bの実績が重視される傾向にある。過去5年で連対した関西馬で、京都・芝1200bのOP、重賞に連対実績がなかった馬はわずかに1頭を数えるのみである。
◆OP・重賞連対経験馬が狙い
3月30日、中京競馬場で行なわれるスプリントGT高松宮記念(芝1200b)へとつながる一戦、GVシルクロードS。2000年にGT高松宮記念が5月から3月へ移行されたのにともない、GVシルクロードSも4月から2月へ前倒しされ、GV阪急杯と開催が前後する形となった。02年からは別定からハンデへと条件面も変更となっている。
GVシルクロードSで重視したいのが、同じ京都・芝1200bのOP、重賞実績。京都・芝1200bの古馬オープン以上のレースといえば、OP淀短距離S、05年までのOPアンドロメダS(06年からは芝2000b)、OPアンドロメダSと入れ替わる形で06年より芝1800bから距離短縮となったGV京阪杯となる。
過去5年の連対馬のうち関西馬は6連対を占めているが、03年@着テイエムサンデー=01年OPアンドロメダSA着、04年@着キーンランドスワン=02年OPアンドロメダS@着・03年OP淀短距離S@着、05年A着ギャラントアロー=04年OP淀短距離S@着・04年OPアンドロメダSA着、06年@着タマモホットプレイ=05年OPアンドロメダSA着、07年A着タマモホットプレイ=前記+06年GVシルクロードS@着・07年淀短距離S@着。前走で準OPを勝ち上がったばかりだった昨年の優勝馬エムオーウイナーを除くと、いずれも京都・芝1200bのOP、重賞で連対を経験していた馬ばかりである。ちなみにエムオーウイナーは京都・芝1200bは3戦2勝A着1回とパーフェクト連対。1000万下と準OPを制した舞台であった。
距離・コース実績、とりわけOP、重賞の上級条件で行なわれる当該距離・コース実績馬は信頼度が高い。ハンデGVではあるが、重賞実績も当然、無視できない。03年@着テイエムサンデーはGUCBC賞(中京・芝1200b)B着、同年A着カフェボストニアンはGUCBC賞A着、04年A着サーガノヴェルはGVフェアリーS(中山・芝1200b)@着・GVクリスタルC(中山・芝1200b)@着、05年@着プレシャスカフェはGUCBC賞@着、06年@着・07年A着のタマモホットプレイはGVファルコンS(中京・芝1200b)@着・GVクリスタルCA着。04年@着キーンランドスワンと昨年@着エムオーウイナー以外は芝1200bの重賞B着以内の実績を有していた。ちなみにキーンランドスワンは6戦して3・1・0・1(上から@着・A着・B着・C着以下)という京都・芝1200b巧者。エムオーウイナーも前記のとおり京都・芝1200bはオール連対。この手の京都・芝1200bのスペシャリストは重賞実績で劣っていても注意が必要だ。
◆注目馬
今年の出走予定馬で注目したいのがGV京阪杯(京都・芝1200b)でA着したペールギュント。昨年のGT高松宮記念(中京・芝1200b)。自身、初となる芝1200b戦、それもトップカテゴリーのGTで、いきなりA着。元々、2歳時にGT朝日杯フューチュリティS(中山・芝1600b)でB着、3歳でGVシンザン記念(京都・芝1600b)を制した実力馬。その後、マイル〜中距離路線で伸び悩みを見せていたが、5歳春、スプリントに路線を変更し、新味を見せることになった。
昨秋は状態も本調子になく、ぶっつけで出走したGTスプリンターズS(中山・芝1200b)は12`減。不良馬場に瞬発力も殺されI着に大敗。続くGUスワンS(京都・芝1400b)も伸びきれずF着に敗れたが、秋3走目となったGV京阪杯では距離短縮効果もあり、直線鋭い伸びを見せGTスプリンターズSA着馬サンアディユに半馬身差まで迫る好走を見せた。前走のGU阪神C(阪神・芝1400b)は末脚不発のK着に大敗したが、この馬の場合、距離短縮で好走するタイプ。昨春のGT高松宮記念A着、OPテレビ愛知OP(中京・芝1200b)@着、そして昨秋のGV京阪杯A着はいずれも前走から距離短縮してのもの。ここも一変が期待できる。
1月のOP淀短距離S(京都・芝1200b)の勝ち馬ファイングレイン。こちらも3歳時はGTNHKマイルC(東京・芝1600b)、GUニュージーランドT(中山・芝1600b)でA着した実績馬。その後、マイル〜中距離で頭打ち状態だったが、前走、スプリントで新境地を開いた。これまでの先行して伸びきれない競馬から、後方に控えての直線勝負。先行馬が粘る流れを内から一気の差し切り勝ち。こちらも路線変更で再ブレイクが期待される。
京都・芝1200bは、いずれもOP以上に出走し、OP淀短距離SB着、GVシルクロードSB着と馬券圏内を外していないアイルラヴァゲイン。GTNHKマイルC、GTスプリンターズSB着の底力は、ここでは一番。約4カ月ぶりの休み明けとなるが、ここも大崩れはなさそうだ。
昨年のスプリント女王アストンマーチャン。GTスプリンターズSは道悪にも恵まれが、一気の逃げ切り勝ち。スピードの絶対値では現役屈指の存在だ。京都・芝1200bは初となるが、2歳時には京都・芝1400bのGUファンタジーSを5馬身差で圧勝。ハンデは見込まれそうだが、ここもスピードで押し切る可能性は十分。
10カ月の休養明け以降は大きな着が続いているサイキョウワールドだが、前走のOP淀短距離Sではコンマ4秒差のF着と復調の兆しを見せた。母サイキョウザクラはスプリント王デュランダルの全姉。血統面からも注意したい1頭だ。 |
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