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謹慎処分がとけ、初の本場所に臨んだ「横綱・朝青龍」。2日目で土が付くなど場所前半こそ際どい一番が続いたが、相撲カンが戻るにつれ、かつての「強い横綱」復活を感じさせる活躍で相撲ファンを大いに沸かせ、連日「満員御礼」のタレ幕が下がるなど、まさに相撲人気までも復活した観がある。この朝青龍活躍の裏には、昨年のバッシング報道に対する朝青龍自身の渾身の意地と踏ん張りがあった。
◆メディアコントロール「悪役・朝青龍」
「やっぱり朝青龍は大横綱。相撲界の救世主ですよ」
朝青龍の活躍を受け、日本相撲協会・北の湖理事長が後援者A氏に語った言葉である。A氏は語る。
「理事長のその発言を聞いて、最初はびっくりしましたね。昨年あれだけ世間を騒がせた朝青龍をかなり持ち上げたんですから」
北の湖理事長の話を聞くうちに、A氏も朝青龍の横綱としての偉大さを改めて知ることができたという。
「朝青龍はモンゴル政府に頼まれて、子どもたちのためのチャリティーイベントに参加しました。そこでほんの少し、ボールを蹴ったりヘディングしただけなんですよ。モンゴル政府からの依頼とあって、朝青龍も断るに断れなかったらしい」
ところが日本で報道された時には夏巡業を休み、母国でサッカーに興じている姿だけがクローズアップされる結果になってしまった、というのが一連の朝青龍バッシングの真相のようだ。
「朝青龍が夏巡業を無視した事実は否めない。しかし疲労骨折しかり、そういったリスクを背負ってまで彼が本国へ飛んだ理由こそ、もっとメディアによって強調されるべきだったと思います。協会側としてもマスコミを通じてそのことを再三申し入れてきたそうですが、結果的にその言い分はすべてカットされてしまった」(前出・北の湖理事長後援者A氏)
朝青龍はチャリティ活動の為に本人が設立した“朝青龍基金”からのプレゼントを子どもたちに贈った。これは立派な社会貢献といえるのではないだろうか。さらに同じアジアに暮らすモンゴルの人々や私たち日本人にとって、中田英寿選手と横綱・朝青龍がモンゴル政府からの要請でイベントに参加したことは、日・モンゴル友好の架け橋という役目を担うという、国際交流への貢献でもあったのだ。
思えば、昨年は相撲界にとって朝青龍バッシングだけではなく、受難の一年であった。ある週刊誌が報じた八百長騒動。そして序ノ口力士(当時17歳)の突然死事件。まさに相撲協会は存亡の危機に立たされていたのだ。そんな中、朝青龍にバッシングが集中する結果となったのだ。 朝青龍に注目した人々の多くは、何も相撲そのものに興味があるわけではない。世間を騒がせておきながら謝罪を拒んで引きこもる…この態度に、人々の心は刺激され関心を引き寄せられていただけだろう。朝青龍に対する異常なほどのマスメディアの取り上げ方は、今、社会問題ともなっている“いじめの構図”そのもの。しかし朝青龍はそのいじめに見事に耐え抜いてくれた。
一連の朝青龍騒動で、人気に翳りが出ていた相撲界が脚光を浴び注目された事。そして多くの一般人が相撲界の事情を少なからず知れるようになったのは、朝青龍のおかげだ。朝青龍の日本相撲界への貢献はあまりにも大きい! そのことが冒頭の北の湖理事長の発言につながっていくのだ。ナイタイスポーツ編集部は、朝青龍こそ今世紀を代表する大横綱の一人であると断言する!! |
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おっととそんな場合じゃないぞ! |
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