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2007.03.29
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◆両親の無理心中事件から得度を決意 困っている人たちの相談に乗りたい
保阪尚希(39)の“得度”して“仏門”に入る、いわゆる“出家”だが、芸能界に衝撃を与えている。
「ビックリしましたよ。彼がそこまで考えていたとは…」(テレビプロデューサー)
各局のインタビューにも個別に答え、自分の本当の気持ちを分かってもらいたいという。
「芸能もそもそも原点は『神』ですから、信仰とか精神的な立ち位置は、芸にとっても、重要なことだと思います」
最初に今回の話を聞いた時、保阪はそう私に言うのだった。
初めて語った両親の無理心中…。保阪6歳の時だ。
お墓のそばに小さい石を積み重ねた。そして、
「もう決して泣かない」
と、涙を幼心の中で封印した。以後、静岡の菩提寺に、月命日のお参りは欠かさなかった。
東京でのお寺への関わりも続け、1年ほど前、熊本の真言宗のお寺を知り、ずっと修学を続け、ついに“得度”を決意するのだ。
保阪の“信じること”への気持ちの傾斜は小さい時から養われていたことはよく分かる。また、自分ひとりで今日があるわけではない。周りのたくさんの人に支えられ、助けられて今がある…。
「不良になっても不思議はなかった自分が今人前で仕事をしている。何か、世の中にお返しをしたい」
両親が亡くなった26歳〜27歳、その年を自分が超えた時から、ずっと考えるようになったという。それが、熊本のお寺を知ることで、更に強まった。
「女性のお坊さんなんですが、自閉症の方、パニック症候群の方、そして自殺未遂をした人など、色んな方々が訪れ、救われています。社会に向かって生きていけない人たち、そんな人たちの支えに、そのお坊さんはなっているんです」
保阪は絶大な影響を受けた。そして、
「自分も、ただ信者だけでなく、修行して、そして、困っている人たちの相談相手になりたい。支えになりたい、助けたい…そう思うようになったんです」
出家する決意を熱く私に語った保阪。
芸能界を引退するわけではない。
「精神的立ち位置は仏門に、仕事の顔はタレントとして続けていきます。雑誌、ケータイサイトなどの相談コーナーもできればと考えてます。
4月12日、得度式は行なわれる――。
(芸能リポーター)
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