◆変わらないNHKの無責任体質
NHKの発表はやっぱり嘘だった―。DJ OZMAの紅白パフォーマンス騒動。14日付けのOZMAのブログで、初めてその真相が分かったのだ。
騒動はご存じの通り、バックで踊った女性たちのボディースーツが本モノの裸のように見えてしまい、NHKに抗議が相次いだというモノ。
NHK側は、「リハーサルと違い、事前に知らされていなかった。遺憾」と、OZMAが、NHKを“騙した”のごとくコメントを出した。
また、所属レコード会社、事務所を呼びつけ謝罪文まで提出させたのである。
しかし、私の数少ない出演経験でいえば、NHKのリハーサルは民放の比ではない。細かく細かく、カメラ割りから照明合わせまでしていた。
そんなNHKが、事前に全く知らなかった―のだろうか…。
私のモヤモヤはOZMAのブログによって、一気にふっ切れたのだ。
まず、反響の大きさについてOZMAは、
「でも、誤解を恐れずに言うけど、オレはたくさんの人にこういう表現もあるって知ってもらえたのだからうれしいんだ。オレのパフォーマンスで誰かが何かを感じてくれるなんて、アーティスト冥利に尽きるよ。それが喜怒哀楽の何だって構わない。感じてくれたんだ」と記している。そして問題のNHKに対しては、
「NHKにも実は頭に来てたけど、何かもういいかなって気もしてきちゃったし。定例会見の事も聞いたけど、ちょっと残念だったね。吉田さん、ちゃんと言わなきゃいけないことあったよね? ダメだよ。男だって信じてたのにな、オレの経験上、ばっくれてもいいことないよ」と記している。吉田とはNHK紅白・吉田豊久チーフプロデューサーのこと。“ばっくれる”―すなわち“知らばっくれる”ということだ。吉田氏は知っていた。事前に聞かされていたのに“全く知らなかった”と言ったということだろう。
しかし、このNHKの“逃げ”の体質、“ことなかれ主義”“無責任”さはかつてもあった。
沢田研二は、髪の毛が長いということで、紅白に出られなかった。西城秀樹はアクションが大きいから落選。山口百恵は歌詞“真っ赤なポルシェ”を商品名だからといって“真っ赤な車”に言い直させられそうになった。
全く変わってないNHK体質を改めて感じたのである。
(芸能リポーター)
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