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年の瀬も近づいて来た今回は、おそらくどこよりも早い「2005年プロレス界迷言集」を大放出!! 各媒体がオミットするものを、なぜか事前に救い上げる、慈悲たっぷりのナイスポ流マイナリティ・リポート! 「そんなこと、あったな…」より、「そんなこと…あったっけ?」…この胸のモヤモヤを、あなたに!(文・瑞佐富郎)
◆「小島サトル」by木村健吾
大塚愛に盗まれた新たなレスラーキャラでなく(おいっ!)、史上初のIWGP&3冠ヘビー級・Wタイトルマッチで、認定書を読んだ木村健吾IWGP実行委員会事務局長が、小島聡(さとし)を「サトル」と、歴史的一戦ののっけから誤読したもの。試合後、初の統一王者となった小島がIWGPのベルトを投げ捨てたことに「失礼だ」とキムケンは激怒したが、じゃあ「誤読はどうなるんだ」と、全日本プロレスの渕正信に、ここぞとばかりに突っ込まれていた。この場面は、今年の渕のハイライトと言って過言ではあるまい。言いすぎたが。
誤読系は他にも、棚橋弘至が「力皇選手のことは、各ボウタイを通じて…」と、「媒体」を読み間違えたり、大仁田厚議員が、杉村太蔵氏を「杉浦太蔵」と言い間違えたり、古き良きトンパチぶりを、しかるべきところじゃないところで炸裂させたりしている。
◆「カール・ルイスは在日」by前田日明
正式には、「ワイドスクランブル」で、ロングインタビューを受けた前田日明が「優秀な人はみんな在日」「うちのおばあちゃんは、カール・ルイスは在日だと言っていた」など、勢いよく言ったもの。
どうにもワイドなスクランブルぶりだが、何にせよ、昨年ならテレビ的に「…間違いない!」で締められていた可能性もあり、なぜかひと安心だ。
前田日明名言集
「老人ホームの学芸会」(現在のプロレスを指して)
「意地もなければ誇りもない」(久々に現場で見た、インディ選手中心のプロレスに)
「寝言は寝て言え」(自分の挑発をかわして、逆に挑発してきた永田裕志に対し)
「素直に『(オレの)ファンだ』と言いなさい」(前田が育てた選手を引き抜いているという見方もあるPRIDEに対し)
「ここで長州さんの顔面を蹴って新日本プロレスを解雇されたなあと思い出しながら入場して来ました」(後楽園ホールで、久々に入場し)
◆「こんなかったるいパーティーやってられるか!」byアントニオ猪木
娘婿のサイモン猪木氏の社長就任を祝うパーティーで、締まらない感じ(無論同氏の口でなく、パーティーの雰囲気)や、8日後に迫った東京ドーム大会に成功の兆しが見えぬことに、猪木が激怒し、マイクでいきなり発した言葉。
直後、「こうやって怒る人間がいないとダメなんで…」と苦笑いでとりなしたが、その後見舞った、サイモン氏への叱咤(しった)激励の張り手の威力は、少なくとも空中元彌チョップを超えていたという話も。1カ月半後、新日本プロレスのユークスへの身売りが決定したのは、みなさん周知の通りだ。
◆「ミーシャはやっぱり『Everything』の方がいいです」by川田利明
田村潔率いるU―STYLE Axisの旗揚げ戦で、イリューヒン・ミーシャに大苦戦の末に勝った川田利明が、試合後に勇躍披露したマイク。歌手のMisia(ミーシャ)の代表曲とかけている渾身のダジャレであり、ミーシャという選手と闘い、苦戦し、勝利した者にしか言えない、まさに「俺だけのダジャレ」である。
しかし、当日は冷え込みが厳しく、有明コロシアムも大変に寒く、皆、川田のギャグどころではなく凍えていたというのが正直なところ。
川田にはめげずに、レギュラー参戦しているハッスルの場で、いろいろ似ているものをかけて言ってほしいもの。「和泉節子より、亀井静香の方が…」とか「インリン・オブ・ジョイトイより、鈴木宗男…」…あれ、ダジャレじゃないな、これ。
◆「踏み台になってほしい」by草間政一前新日本プロレス社長
草間政一前新日本プロレス社長が、1月に、「中邑、棚橋の新世代の踏み台になってほしい」と、永田裕志に遠慮なく言ったとされるもの。さらに草間氏は8月に出した自著の中で、「踏み台Tシャツを作って着させれば、自虐ギャグっぽくて、永田も人気が出るに違いない」と余りにも大いに語っている。
ところで、永田は、さすがにこの言い草にカチンと来たのか、自ら新たなTシャツを作成。しかしそれは、「俺は踏み台か?Tシャツ」という、なぜか草間案に中途半端に乗っかったものだったのである。だいたい、そういったところが(以下略)。
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