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祝! 現場監督復帰!! というわけで、今回のナイスポは、数年前の向かい風が追い風になりつつある長州力の裏特集だ。新日本に懸かった霧をこの風で吹き飛ばせるのか、注目したい。濃霧によるゲームセットはもう勘弁。今こそあの名言を聞かせてくれ! 「よしっ! すぐにドームを押さえろ!」(95年、Uインターとの対抗戦決定にあたり)。
◆小力のアニキも長州そっくり
まずは現在の長州を語るに、テレビ的に欠かせぬワードが「長州小力」(なおプロレス専門誌、週刊G誌に以前あった「長州刀」というのは、普通に誤植)。先日、バラエティ番組で初共演した両者。橋本真也の生前最後のテレビ収録の絡み相手が小力だったり、最近の活躍は本人の遺伝子がまたぎ入ってきているかのよう。
その激似ぶりも、レスラーとして初の生中継だった長州の結婚式に出席した浜田幸一氏を超えると積極的に言っていい彼だが、実は一卵性双生児の兄も、そっくりなのだとか。無論2人揃ってというわけにいかず、ど真ん中を走ったのが弟なわけである。ちなみに、兄はマジメな勤め人とか。
ところで、長州本人自身のお笑い指数はいかほどかと言えば、「ギャグとして口にすることはあるでしょう。だけどオレのギャグなんてつまらないものであって、誰も笑ってくれない」という、冗談なんかも言う割には、冗談抜きの言葉を残しているだけに、小力にはがんばってもらいたい。
◆放映権料1週1000万円
自らを「10円玉のような体形」と、絶妙に表現したこともある長州だが、それと自身の収入はきっぱり関係ナッシング! 全盛期の85年、新日本プロレスから脱退した長州が全日本プロレスに登場するだけで、テレビの放映権料は、1週750万円から、1000万円にアップしたという。
また、2年後に新日本プロレスに”出戻り”する長州は関係者に、「新日本がボクだけで1億円くれるって言ってるんですよ」と語っている。同じ長髪のふかわりょうが、ファミリーマートで金を返しまくってるのも、長州小力の一番良かったアルバイトの時給が1050円だった(渋谷のデパ地下の厨房で、コロッケ揚げてた)ことも、かませ犬にすらならないスケールなのだ!
ちなみに85年の移籍当時に残した言葉が、「猪木さんには悪いが、オレのレスラー生命も、あと2年がいいとこ」。あれ?……未来予想図のスケールもでかくなっていた、長州であった。
◆初恋の人 若気の至りか・・・?キレてるっすよ
”英雄色を好む”というわけで、お気に入りのサイパンのハイアットリージェンシーなる最高級ホテルにファンの女のコを同行させたこともある長州だが、無論最初からモテたり、裕福だったわけでなく、廃品回収業者の父の下に生まれ、大学時代は、アマレス韓国代表としてミュンヘン・オリンピックに出場するも、バイトからは逃れられぬ日々だったとか。
とはいえ、生活費の他、「白黒では女のコのパンツの色が分からない」という理由で仲間とカラーテレビを買うためのバイトだったりと、「ナニがやりたいんだコラ!」との疑問も持たせぬ、直線的バイトぶりだったようだ。
ちなみに長州がそれこそ一途に胸を焦がした初恋の人が写ってるはずの、学級写真があるのだが、え? キレてる! どうやら思い余って彼女の部分を切り取ってしまったようで、青春らしくほほ笑ましい限り…。ていうか、「オレをキレさせたら大したもんですよ」って、実はこういうことなの!?
◆意外な弱点は運転と馬刺し
そんな長州の弱点は、格闘家ならウィリアム・ルスカ(初めて組み合った時、怖さを感じたから)、食べ物なら馬刺し(初めて食べた夜、怖い夢を見たから)であるが、意外に知られていないのが、「運転」。実は10数年前、電話ボックスで運転免許証をサイフごとなくしてから、警察に届けもせず、「今さら運転したい気もなかったし(この理由も凄いが)、それ以来運転してないんです。皆事情を分かっているから、迎えに来てくれるし(笑)」とのことである。
が、さらにマグマな衝撃事実が! ブレイクを果たした82年のいわゆる「かませ犬」発言の直前に、長州は「行き詰った自分を打開しようと」(各マスコミ談)、メキシコ遠征をするのだが、実はこのメキシコ行きの本当の理由は、某大学の講演会で語ったところによれば、「あれねえ…言っちゃおうかなあ…。運転免許取りに行ったんですよ。メキシコは申請すれば30分くらいで取れるんで」というのだ。取材に来ていた各マスコミに指でハサミのマネをしながら、「ここ、切っておいてくれよ」と言った長州だが、ビデオでは、キレてないですよ!
◆橋本・大谷嫌い リキ流強権発動!?
現場監督に復帰して半月、惜しみなく強権を発動している長州だが、では先の現場監督時代はどうだったかと言えば…そのファイト同様、攻撃的スタイルは変わらなかったもよう。橋本真也を「いびきがうるせえ!」と嫌い、彼ひとりだけを別の宿舎にしたり、現在は他団体の大谷晋二郎選手が新日本在籍時代には、「お前、アマレスの経験がないなら、控え室入るな」と、それは細木数子の髪の毛の線どころじゃなくはっきりとした線引きをしたり…。
長州が歌手デビューした際のシングル曲「明日の誓い」の歌詞は、「オマエさえいれば 寂しくないさ〜」だったのだが、どんなに少なくともこの2人に向けたものでないことが、今さら無駄に推察されたりするのである。そんな長州のカラオケの十八番は、ことさら賑やかな、北島三郎の「祭り」だったりするから、これまた、嫌味なほどど真ん中なのである。 |
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