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| ■PRIDE GP 2005 FINAL ROND 世界最強決定戦 |
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| 2005.08.25 |
◆人類60億人の頂点は

氷の皇帝「ヒョードル」 |
世界最強――人類60億の頂点に立つ男を決する闘いが、いよいよ実現を迎える。
氷の皇帝エメリヤーエンコ・ヒョードルと進化するターミネーターミルコ・クロコップがPRIDEヘビー級タイトルマッチで激突。長きすれ違いを経て、ついに両雄がリングで対峙することとなる。
K―1で、当時日の出の勢いだったボブ・サップを左ストレートで粉砕したミルコは、新たな目標を求め03年6月からPRIDEに進攻を開始した。
藤田和之、桜庭和志らを下しプロレスラー・ハンターの異名を取っていたミルコは、PRIDEでも猛威を発揮。ヒース・ヒーリングを左ミドルでねじ伏せ、イゴール・ボブチャンチンとドス・カラスJrを左ハイキックで切って取り、一気にヘビー級タイトル獲得へ王手を懸けた。

進化するターミネーター
「ミルコ」 |
しかし、右手親指の骨折により、王者ヒョードルが負傷欠場。ミルコはアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラとの暫定王者決定戦に臨んだが、腕十字に捕らえられ総合初黒星を喫してしまう。
その後連勝で復活を果たし、04年のヘビー級GPへ乗り込んだミルコだが、ケビン・ランデルマンの左フックに撃沈。かつてまとった無敵のイメージは完全に消し去られてしまった。
一方、ヒョードルは対称的にPRIDE参戦以来無敗の快進撃を続けている。立ってよし、寝てよし。相手のタイプに合わせて戦法を変えることができるのが、ヒョードル最大の持ち味だ。
レスラーのマーク・コールマンとランデルマンは関節技で仕留め、寝技を得意とするノゲイラはスタンドの打撃でシャットアウト。最高の打撃を持つミルコを下せば、あらゆるタイプのファイターを破ったことになり、揺るぎなき政権が確立する。ヘビー級絶対王者の誕生である。
二度の敗北で屈辱にまみれたミルコだが、その度に立ち上がりさらなる強さを身に付けてきた。2年にわたるPRIDEでの進化は、ヒョードルをもしのぐものなのか。日本のみならず、世界中のファンが注目する「世界最強決定戦」。ミルコの蹴りか、ヒョードルのパウンドか。真夏の果てにひとつの答えが明らかとなる。
◆ブラジル2天勢力の対決

「シウバ」 |
絶対王者シウバを止めるのは誰か――ミドル級GPの焦点はこの1点に絞られたと言っていいだろう。
準決勝でシウバに挑むのは、寝技世界一を決める大会・アブダビコンバットで二度の優勝を果たしているヒカルド・アローナだ。
シウバ擁するシュートボクセ・アカデミーとアローナ属するブラジリアン・トップチームは、ブラジルを代表する2大勢力としてライバル関係にある。
PRIDEにおいても、トップチームの総帥マリオ・スペーヒーがムリーロ・ニンジャに敗れ(02年4月)セコンドのノゲイラが涙を落とすなど、数々の抗争を繰り広げてきた。アローナが、シウバに挑発的発言で対戦要求を繰り返してきたのも、こうしたことと関係が深いと思われる。

「アローナ」 |
勝利至上主義を掲げ、時にこう着試合となるのもいとわないアローナに対し、シウバはファンが喜ぶ試合をすることをモットーとしている。シュートボクセとトップチームの因縁対決であるこの試合は、同時に両者の格闘哲学がぶつかり合う一戦でもあるのだ。
「ファンにいい試合を見せる」という同じ志を持つ戦友・桜庭の敵を討つため、シウバは対戦へと赴く。念願の一戦にこぎ着けたアローナは、チームの威信を懸け王者に挑む。熱い思いを抱く2人の激突には、いったいどんな結末が待っているのか。
◆極上のヒザ蹴り対決

「ショーグン」 |
準決勝のもう1試合では、PRIDEの次世代を担う新鋭対決が行なわれる。マウリシオ・ショーグンVSアリスター・オーフレイムだ。
ショーグンは03年10月からPRIDEに参戦を開始し、ヒザ蹴り、踏みつけ、サッカーボールキックを得意とするどう猛なスタイルで連戦連勝。GP2回戦のアントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ戦こそ判定に終わったが、それ以前は5試合連続で1RKO勝ちと、破竹の勢いで勝ち上がってきた。
潜在能力ではシウバを上回ると見る関係者も多く、若さと勢いがあることから一気にトーナメントを制覇する可能性もある。

「アリスター」 |
対するアリスターはキックボクシングをバックボーンとし、打点の高いヒザ蹴りでKOを狙う選手。だが、ミドル級GPでは1回戦、2回戦ともフロントチョークで一本勝ちを収めており、寝技も急速に成長している点が特筆される。
ともにヒザ蹴りを得意とする両者だが、ショーグンは首相撲からのヒザ、アリスターは組みつき際のヒザ、とそれぞれ持ち味は異なっている。ヒザ蹴り対決の予感漂う一戦は、KO決着必至。最後までリングに立っていた方が勝者となるだろう。
また、GPリザーブマッチには中村和裕が登場。イゴール・ボブチャンチン戦をクリアし、繰り上がり出場でシウバとのリマッチを目指す。吉田秀彦もワンマッチで伝説のけんか屋タンク・アボットとの対戦が決定。「殴られたら殴り返す」と宣言する吉田だけに、激しい闘いが展開されそうだ。 |
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